一時期バラエティ番組で”見ない日がない”ほど活躍していたタレントの梨花さん。
気が付けばテレビ出演はなくなり目にする機会が減った梨花さんですが、久々のテレビ出演ではハワイで豪華な暮らしが取り上げられることもあります。
「テレビ出演が減ったのに何故あんなに煌びやかな生活をしているの?」と疑問を持つ人も少なくありません。
梨花さんの現在の仕事内容や生活が気になりますね。
まずは梨花さんの現在の仕事について見ていきましょう。
梨花の現在|今何してる?
バラエティ番組に出演していたタレントのイメージの強い梨花さん。
梨花さんはバラエティ番組での活動を1994年から始めていましたが、2000年代になるとその実力から出演が徐々に増えていき、2005年には「森田一義アワー 笑っていいとも!」にも火曜レギュラーとして出演していました。
そんな梨花さんでしたが、2008年あたりを境にテレビ出演回数は徐々に減っていき、2010年1月10日に結婚を発表するとほとんどテレビでは見られなくなってしまいました。
現在はモデル・実業家として活躍しています。
モデルの仕事
1990年(梨花さんが18歳のころ)に表参道を歩いていたところを男性ファッション雑誌「Boon」のストリートスナップショットにスカウトされた梨花さん。
その写真が芸能事務所「スターダストプロモーション」のスタッフの目に留まったことがきっかけで芸能界に入ります。
バラエティタレントとして活動する前の梨花さんは、1993年からファッション雑誌「JJ」のモデルを務めていたれっきとしたモデルです。
2010年5月24日放送のバラエティ番組「しゃべくり007」に出演した際には、一か月に服にかけたお金の最高金額が1000万円にものぼることを明かしています。
梨花さんは1996年に「JJ」からファッション雑誌「CanCan」のモデルに移籍しました。
現在では「電撃移籍」と報じられることも珍しくないことになってきましたが、当時はモデルが別の雑誌でモデルとして活動することは異例中の異例です。
移籍の際には「JJ」、「CanCan」の両方で表紙を飾るという偉業も成し遂げました。
そんな梨花さんのモデルとしての人気は折り紙つきで、2007年時点では人気女性ファッション雑誌で表紙を飾った回数がトータル換算して一位というものでした。
さらに2008年から本格的なモデル活動を始めるためにバラエティ番組への出演を減らし始めます。
2015年にはファッション雑誌「オトナミューズ」の専属モデルを務めることが決まり、梨花さんの20年以上あるモデル生活で初の専属モデルとなりました。
2015年12月22日にはモデル活動の活躍がハワイ州観光局で認められ、「スタイル親善大使」に任命されることになります。
「スタイル親善大使」とは、ハワイの魅力的なファッションやライフスタイル全般においてインフルエンサーとして発信していく任務が与えられるものです。
当時梨花さんのInstagramのフォロワー数が既に100万人を超えていたことも任命された理由の一つでしょう。
その後は実際にハワイに住むことでより精力的に親善活動に取り組んでいることが分かります。
実業家としての仕事
モデルとして活躍していた梨花さんはその才能を事業にも活かしています。
2005年には梨花さん自身がデザイナーを務めるジュエリーブランド「Jupiter GOLD LABEL」(ジュピターゴールドレーベル)を東京・代官山にオープンさせました。
2012年4月14日にはライフスタイルブランドショップ「Maison de Reefur」(メゾン ド リーファー)を代官山にオープンします。
2フロアで構成される「Maison de Reefur」の一階は6つの小部屋に分けられている構造で、「ベット&バスルーム」、「ダイニング」、「サロン」など、商品のカテゴリーごとに細分化されており、二階は”パリの定食屋”をイメージしたというカフェレストランが併設された造りです。
梨花さんのこだわりが感じられるショップと、その”おしゃれ感”が梨花さんに憧れる子持ちの主婦層に受けた様子で、多くの売り上げを獲得しました。
2013年にはブランドコンセプトをこれまでの「大人カワイイ」から「シンプルカジュアル」へと大胆に刷新します。
すると梨花さんと同年代の女性から多くの支持を集め、ひと月の売り上げが1億円を突破する結果に。
その人気ぶりからすぐに関東に3店舗、愛知と福岡に1店舗ずつオープンし、合計で6店舗開店します。
店内の内装をアップデートし続けたり、店舗ごとに取り揃える商品を変えるといった工夫が施された経営も注目を集めていました。
一部マスメディアでは年商12億とも言われていることから、人気ぶり、順調ぶりがうかがえます。
梨花が消えた時期と原因
梨花さんは自身でテレビ出演を減らした目的について、「モデル活動に専念するため」と公言しています。
2008年からモデル活動に専念するためにバラエティ番組への出演を減らした梨花さんですが、そのほかにもテレビ出演が減った理由があったようです。
芸能界から消えた原因その1:失恋
梨花さんが仕事の量をセーブするためにバラエティ番組への出演を減らした理由について語ったのは2017年11月17日放送のトークバラエティ番組「ダウンタウンなう」出演時のことです。
番組内の”出演者がお酒を飲みながら視聴者が気になる事件の裏側や真相を本音で語り合う”という人気企画「本音でハシゴ酒」では、
「テレビに出てて、昔付き合っていた彼氏(一般人男性)に振られたんですよ。」
と話した梨花さん。
テレビでの仕事がすごく忙しかったから、忙しいのが”偉い”みたいな感じになっちゃって、自分(梨花さん)が。}
「忙しいのもあって疲れてるのもあるし、なんかこうキリキリ、ピリピリした感じが続いてたら、(彼氏に)捨てられちゃって。」
梨花さんが破局したのは2007年のこと。
当時1日平均100万アクセスを誇っていた梨花さんのブログでも破局を報告していました。
私。
最近。
ずーと泣いてた。
ずーとお腹壊してた。
実はね。
6年間交際していた人とお別れした。
引用:梨花オフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE 」
梨花さんにとってこの破局は相当ショックを受ける出来事だったようです。
ちょうど彼氏との破局と同時期に梨花さんが番組レギュラーとして抜擢された番組「世界!弾丸トラベラー」の放送開始PR会見では、記者から番組内容にちなんで「どこに、だれといきたいか」という質問に対し、
「今は行きたくない。」
と答えてしまうほどでした。
芸能界から消えた原因その2:子育て
以前から報道のあった元カレとは30歳ごろから交際を始めていた梨花さん。
振られた当時35、6歳になっていた梨花さんは考えを改め、生活に重きを置くようにしたといいます。
「そのときからちょっと考え方を変えまして。きちんと生活していかないといけないなと思って。」
「”子供も欲しいし”って思ったときに頑張ってもう一回付き合ってほしいってすごい言った。」
元カレと見事復縁を果たした梨花さんは2009年10月20日に自身のブログで結婚を発表します。
私、梨花…このたび結婚する事になりました。とはいっても来年の1月です
引用:梨花オフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE 」
ブログの報告のとおり、2010年1月11日に東京・港区のゲストハウスで結婚式をあげた梨花さんは、2011年6月8日には第一子の妊娠を発表します。
今妊娠5カ月にはいりました。
こんな報告ができるのをずっとずっと夢みていたから凄く凄く嬉しい!!
引用:梨花オフィシャルブログ
喜びを爆発させる文章での妊娠発表でしたが、梨花さんは続けて悲しい過去の事実も明かしました。
実は今までに何度も流産してきてしまった私は…..、今回の妊娠を知った時、とっても嬉しい!
けど正直不安で怖くてしかたなかった。
丁度震災後直後で、お仕事は色々と気持ちがついていけなかったこともあって、1度白紙にさせて頂いていた時だったからゆっくり安静にしていたにもかかわらず、今回も2度の切迫流産で、入退院の繰り返し…..
引用:梨花オフィシャルブログ「RINKA HAPPY LIFE 」
センシティブな内容ではありますが、一定の確率で流産の確率はあるということは事実です。
流産のリスクは一般的に25歳~34歳の間で最も低く、母親が35歳以上の年齢になると加齢に比例してリスクも上がっていきます。
梨花さんは妊娠を発表した時既に38歳と決して若くありません。
さらに2度の切迫流産(妊娠を継続することができるが、流産のリスクがあること)を経験していることも明かしているため、お腹の赤ちゃんのこと、梨花さん自身の身体のことも考えても仕事をセーブすることが賢明な判断といえます。
以上から分かるように、梨花さんがテレビから姿を消した原因は”子供のため”というのが大きいようです。
梨花の現在|旦那と別居しハワイで生活⁉
2014年4月17日放送のバラエティ・紀行番組「AnotherSky」に出演した梨花さん。
久々のテレビ出演となった梨花さんでしたが、番組内で「子連れ別居」宣言をします。
「息子と2人きりで2か月ハワイで過ごす。パパなしで息子にいろんな経験をさせたい。」
「パパにもやりたいことがたくさんあるのにいつも自分(梨花さん)のサポートをさせてしまう・・・」
元々お子さんがインターナショナルスクールに通っていたこともあり、ハワイで2か月間開かれるサマースクールの情報を聞きつけた際には語学教育の一環と考えて移住を決めたと話す梨花さん。
外国人のような整った顔立ちの梨花さんですが、実は祖父がフランス人ということで俗に言う”クォーター”。
番組内ではハワイの英語でのコミュニケーションに悪戦苦闘する場面も見られましたが、この放送を見たファンは”別居”という点が気になったのか、「離婚間近なのでは!?」との声が挙がります。
「かっこいい事いってるようだけど、完全に離婚前提の別居でしょ」
「離婚フラグ立ちましたね!」
番組内で”息子のため”といいつつも、今回の別居は”夫の気持ちを考えて”と明かした梨花さん。
かつて梨花さんが現在の旦那さんと破局した際には、「多忙でイライラしていた時期に逃げられた」と話していたことからも分かるように、距離を取るという選択は必要なことだったのかもしれません。
2か月が過ぎハワイから帰国した梨花さんは2015年、自身が専属モデルを務める雑誌オトナミューズ」12月号にて、2年間のハワイ移住を発表します。
ハワイに拠点を移しての生活
以前のハワイ生活中も度々日本に帰国したり、旦那さんからハワイに来たり、と夫婦が疎遠になることはなかった梨花さんですが、2014年4月11日放送のトーク番組「徹子の部屋」で家族三人でハワイで暮らしていることを明かしています。
梨花さんの旦那さんは交際中の週刊誌の報道や結婚発表の際に建築関係の会社員であることがわかっていました。
「徹子の部屋」出演時の梨花さんの話によると、旦那さんは現在ハワイに移住するにあたって勤め先を辞め、「フードコーディネーター兼シェフ」として活動されているそうです。
現職を辞めて移住生活をするという決断は簡単にできるものではありません。
このエピソードからは、梨花さんの旦那さんが家族を大事にしていることが感じられますね。
「フードコーディネーター」は食に関する幅広い知識(食材の知識から飲食店の経営について)を持つ資格で、具体的な仕事内容も企業向けのレシピ開発や食品関連企業へのアドバイザー等々多岐にわたります。
梨花さんのお話ではシェフも兼任しているということから、梨花さんの旦那さんは元建築関係の知識も活かし、飲食店経営者となっている可能性が考えられますね。
2017年11月8日に放送されたトークバラエティ番組「今夜、くらべてみました」では、ハワイに家族三人で住む梨花さんの自宅が公開されています。
放送回のテーマが「成り上がった女」ということもあり、紹介される梨花さんの自宅写真はまさに豪邸。
大きなキッチンにリビングはガラス張りで景色が見渡せる造り、さらにプール付きという豪華な自宅に、ネット上では多くの反響が寄せられます。
「セレブ観えげつない・・・」
「ハワイってだけで羨ましいのに豪華すぎ!」
「ブランド経営してる人はやっぱ違うな」
また番組内では梨花さんが仕事のために日本に帰国した際に利用する”日本の自宅”も公開され、年に6回ほどしか帰国しないにも関わらず都内に大きな一軒家を構えていることも明かされます。
視聴者の誰もが羨む暮らしぶりでしたが、2019年になると梨花さんのセレブリティを象徴するかのような生活に「暗雲が立ち込めているのでは!?」と噂されるようになります。
梨花の現在|ブランドショップ一斉閉店⁉
2019年3月2日に梨花さんが自身のInstagramで「皆様へご報告」と発表した衝撃のニュースは、「Maison de Reefur」の全店舗閉店でした。
店舗数を着々と増やしていた「Maison de Reefur」の経営は安泰のようにも思えますが、ネット上ではこんな意見も。
「あんなに高いの誰が買うんだか」
「調子に乗って事業拡大した結果がこれ」
「ただでさえ高いものをさらに値上げしたから、だれも買わなくなって当たりまえ(笑)」
ブランドの一斉閉店の理由を経営難からの閉店を支持する芸能系マスメディアでは、一斉に梨花さんの”ブランド力低下”や”賞味期限切れ”といった内容で報道を始めました。
確かに売り上げが上々であるならば店を閉める理由がありません。
近年の女性の”購買意欲の低下”や”プチプラ志向”を理由に、「梨花さんのブランドの値段では誰も買わない」と非難する記事も見られました。
ブランドショップ閉店の本当の理由
しかしアパレル業界の見方は違うようで、2019年3月12日に「日刊ゲンダイ」ではその視点からから見た”梨花さんのブランド閉店について”を伝えています。
アパレル業界の反応は梨花さんのブランドをすべて閉店させる決断は「勝ち組」、「勇退」といったものです。
アパレル業界関係者の話によると
「梨花さんは”Maison de Reefur”のプロデューサーとして活動していたため、店舗を経営している会社(経営者)とはまた違った立場です。」
「経営会社側からは梨花さんに対して(店舗閉店の)引きとめの申し出もあったようです。猶予期間は10か月としたそうですが、近年のアパレル業界の”体力のなさ”を考慮すると10か月間も売れる見込みがあるのはすごいことです。」
「普通(アパレル業界では)売れ無くなれば”あのブランド消えたね”って言われて終わりなんで。ブランド閉鎖を公言する必要すらありません。」
引用:日刊ゲンダイ
さらに朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.」が梨花さんに直接インタビューした記事では、閉店に対する本人の心境が語られています。
「ブランドの世界観と今の自分との間に”矛盾”が出てきて。ブランドでは”ガーリー”な世界観を思い描いて表現していたけど、自分の年齢や出産を経て”ガーリー”から卒業したいと思ってきて。」
引用:AERA dot.
ブランドの全店閉店理由は梨花さん自身の心境の変化によるものが大きいようですね。
一部の報道では梨花さんがブランドショップの売り上げから得ていた報酬は年間で1億円を下らないということもあり、閉店後のハワイと日本での二重生活を心配する声もありましたが、梨花さん自身も収入の心配をしていることをあかしています。
「収入面もこれから影響が出てくると思うし、悩むことも多かったけど、”それって究極の贅沢だ”って気づいたんです。」
「選択肢が多いから悩むわけで。収入があればあるだけなんでもやってみたくなるけど、なくなったとしてもそれはそれで楽なのかなって思える。いずれにせよ家族が仲良くいられるのがいいかなって。」
「息子は”ママ=リーファー(梨花さんのブランド)”だから、リーファーがなくなると”ママの人気が無くなる”って思ったみたいで(笑)嫌なんだけど!!って言ってましたね。収入の心配より人気のほう!?って思いました。」
「今後のプロジェクトも方向性はだいぶできています。まだだいぶやらなければいけない準備とかもあるから、すぐスタート!とはいかないけど。」
引用:AERA dot.
梨花さんの息子さんも子供ながらの可愛らしい発想でお母さんを心配しているようですね。
しかし年商12億とも言われたブランドを持っていた実績はたしかです。
梨花さんの今後のプロジェクトの展開が待ち遠しいですね。
梨花の現在|ママタレントとして芸能界復帰⁉
プロデュースしたブランドショップの閉店が報じられると、「ママタレ復帰説」も盛んに報じられるようになります。
2019年5月10日には「ベストマザー賞」を受賞している梨花さん。
「ベストマザー賞」は日本マザーズ協会が2008年から開催している賞で、世間の”ママさん”達の投票で憧れや目標とする芸能人が選出されます。
梨花さんは子供の学習のためにハワイで生活していることから、ベストマザー賞「文化部門」での受賞となりました。
過去には2017年8月15日にInstagramで長男のハワイでの”お受験教育”について投稿しています。
「今日から現地学校の新しいスクールがはじまりました。同時に日本語学校の試験もあったので本当に息子は頑張ったと思います。」
「初めてのお受験モードで結構厳しくしたこともありました。そのくせ私が辛くて、泣いてやっぱりお受験辞めようと息子にいったこともあったけど、”僕頑張る!”ってあきらめませんでした。」
引用;Rinka 梨花公式Instagram
この投稿に励まされるファンも多かったようで、共感と応援メッセージが多く寄せられました。
こうした梨花さんのライフスタイルや子育てのスタイルに共感を寄せる子育て世代の女性が多く存在することから、「ママタレ」復帰路線はファンからも支持されています。
かつてはバラエティタレントとして活躍していたこともあるため、テレビ業界でも復帰を望む声は少なくないように思えますね。
しかし梨花さんはハワイでの”スローライフ”に感化されテレビタレントとして美容や見た目にこだわることに疑問を覚えたことから、”着飾らない”生活を気に入っている様子もうかがえます。
本人の気が向いたときに本格的なテレビ復帰もあるかもしれませんが、2020年時点では大きく動き出すことはないかもしれませんね。
まとめ
かつてバラエティ番組で活躍していた梨花さんに「おバカキャラ」の印象を持つ人も少なくありませんでしたが、現在の活動を見てみると”おバカ”とは程遠い生活ぶりが垣間見えますね。
ネット上では過去の印象から悪いイメージを持つ人も一定数いるようですが、梨花さんは同年代や子育て世代の女性から支持を集めていることが見て取れます。
2020年現在で47歳を迎えた梨花さん。
お子さんも8歳と大きくなってきて子育ても忙しいことが推測できますが、梨花さんは新しいプロジェクトも計画中と活動的です。
そんな梨花さんの今後の活躍に目が離せません。
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